2018.06 Greener than Green

Mana
Konishi
​小西真奈 Official Website

スパイラルB1FのCAY「Greenhouse Portraits」に続き、

スパイラル1Fでも新作展を行うことになりました。
今回は自然光の下で作品をご覧頂ける機会です。

■小西真奈より 展示によせて

 

MINA-TOの壁に展示する作品を選ぶ基準は「色」でした。

色は、私の絵を作る大きな要素の一つです。今回の展示タイトルを考えている時に、

偶然にも大学院にいた時に指導を受けたアーティスト、

Sam Gilliam についての記事を目にしました。

Samは「カラーフィールド」と呼ばれる作風と、カラフルにペイントしたキャンバスを

ドレープのように吊るした作品で知られる作家です。

 

大学院時代、私の絵を見て彼は「どうしてこんなに茶色い色ばかり使うの?

もっと色んな色があるのに」と言いました。

その時は彼の趣味とは合わないのかなと思いつつも、

Samを見返したい気持ちから色を使い始めました。

それが、結果として今の私の絵に繋がる色に対する感覚を強化していったのですが、

そのことは最近まであまり意識していませんでした。

 

現在スイス・バーゼル市立美術館で大規模な回顧展を開いているSamについての記事に、

彼のスタジオで作品を見たThe New York Timesの記者が

 

 ‘The pinks seem pinker and greens greener than normal.’

「ピンクはよりピンクに、グリーンはよりグリーンに見える」

 

と記しているのを見て、展示のタイトルを決めました。

Samのアドバイスが今になってはっきりと理解できたと感じています。

 

小西真奈 2018年6月

 

―記事引用  ‘ At 84, Sam Gilliam Fires Up His Competitive Spirit ‘ By Ted Loss , The New York Times 6/12/2018

■会期:
2018年6月25日(月)〜7月1日(日)
11:00〜20:00 入場無料

■会場:
MINA-TO
〒107-0062
東京都港区南青山5-6-23 スパイラル1F