2018.10 個展 「In The Woods - 森へ、」

Mana
Konishi
​小西真奈 Official Website

会期:2018年10月19日(金)〜11月21日(水)
会場:Forager(フォレジャー)
東京都渋谷区西原2-26-5 パールマンション101
営業時間:11:00~18:00 月木休

■小西真奈より 展示によせて

森へ、 

 

私は度々ダイナミックな風景を好んで描いてきたが、
私自身は登山もしないしアウトドアスポーツに興味もない。
絵の取材のためでなかったら、山や森へそれほど行きたいと思わない。

でも、山や森にはわくわくするような"私が見てみたい世界"が広がっている。
険しい山にも近所の森でも、その世界は広がっているかもしれない。

「ロケーションを撮影して絵にする」という行為は
自分でその場に立って、初めて分かる印象や衝動も絵に含まれている。
そのために山へ行くのは、不思議と苦にならない。

絵を見ると、人それぞれに想像上の森を思い浮かべる。
頭の中の世界は自由だから。絵はそこが面白い。

 

私が見てみたい世界の材料になるものが山や森にはある。
私は山や森の中で「その風景」を探し回っている。
"採集"のためならどんな場所にも行くだろう。

 

今回、展示会場となった店の「Forager」という名前には
「探し回る・あさる」という意味がある。
なんとなく、共通している気がするのだ。


今年の春ごろ描きたい絵のことを考えていた時、
「次は森だな」と心が決まった。

 

家の二階の窓から森が見える。
星の観測をするためのその施設は大きな木に囲まれて、
住宅街にぽっかりと空いた異空間のようで、私は大好きだ。

新緑の季節も美しいが、眠れない嵐の夜に
カーテンの隙間から眺めていると、
恐ろしいと同時にわくわくした気持ちになる。

窓から見える森は本物の森で、嵐が吹き荒れれば木の枝は折れるし、
手入れをしなければ鬱蒼とした暗い森になってしまう。

眺める私の中で、森はフィクションの森になる。


馬がいる。
馬には白いドレスを着た女の人が乗っている。
暗い森の中に白いドレスが浮かび上がる。

そんな光景を描いてみたくなった。

                     2018.10 小西真奈

■会期:
2018年6月25日(月)〜7月1日(日)
11:00〜20:00 入場無料

■会場:
MINA-TO
〒107-0062
東京都港区南青山5-6-23 スパイラル1F